アツマールの思い出と学び

積みゲーレクイエム2 ”ロマンシング サ・ガ ミンストレルソング”①

!注意!
・ネタバレがある場合があります。
・規格の性質上、批判めいた記述をすることがあります。

【タイトル】
 ロマンシング サ・ガ ミンストレルソング
【買った理由】
 ロマサガ1がやりたくなった。(ロマサガ1のリメイク作です。)
【なぜやめたか】
            
        <<詰み>>

 戦闘回数により敵が強くなるゲームにおいて 
     無駄な戦闘を重ねることで     
     雑魚敵に勝利出来なくなり     
  ゲームの進行が困難になることがある。  
                      
     この状態を「詰み」と呼ぶ!      
                        
【どこから再開したか】
 はじめから
【それで?】
 も~説明はいらんでしょう。いる?
このゲームは「こういうRPG作りたいランキングTOP3」に間違いなく入るものです。(投げたのに?)
とにかく作りこみがすごい!プロデューサーである河津先生の、俺はこういうの作りたかったんだパワーがテレビから嵐が吹き荒れるように伝わってくる。
でも本当はこれだけじゃなくて、もっと色んな要素を詰め込みたかったんじゃないかとも思います。コンピュータゲームでそれを実現するのには限界があって。
河津先生はTRPGがお好きなようで、かなりそれが意識された作りになっています。例えば、マップアビリティなんかわかりやすい例かと思います。
キャラクターが「マップアビリティ」を覚えられるようになっていて、例えばジャンプして穴を飛び越したり、ダンジョンに隠された仕掛けやアイテムをスキルを使って探すことができます。
(ただこれももっと凝ったシステムにしたかったんじゃないかな。)

マップアビリティ

ほかにもすごいところとして、ショップには「流通システム」というのが存在して、買い物をするとその店にアイテムを流通させている商会のレベルが上がって
その商会がかかわってる全世界の店の品のグレードが上がるんです。
じゃあそのシステムがゲームにどういう画期的な影響があるんだい?キャラクターのレベルと同時に品ぞろえが変わるのと何が違うんだい?って言われると
そんな大層なものでもない気がするんですが、私の感覚では現実に近いシステムを導入したってことがすごいんです。
(この辺の「現実に近いシステム」についての私の感覚は、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の回で語れたらいいなと思います。)
それからこれはロマサガ1の時からですが、時間の概念があるってこと。
ゲーム序盤から全世界の7割くらいの場所に行けちゃうんですが、別の場所でちょっとイベントをこなして戻ってくると、また別のイベントが発生しているのですが
それを発見した時のうおおおおおおおおおお感はすごいものがあります。
ストーリーが進んで、新しい場所に行けるようになった時のギエーーーーーーーーーーー感もすごいし
なんというか、世界が生きているですよ。生命があるんです。
このサガシリーズの魅力はいったい何なんでしょう。うまく言葉にできませんが、とにかく魅力のあるゲームなんです。
キャラクターの発する言葉は一つ一つはシンプルで短いのに、個々のキャラクターをネタに色々文章を書くことができるし
閃きというシステムがドラマを生んでくれることもあるので、しょぼい技でも思い入れがあったりして。

で、ゲームの進み具合なんですけど、前回は初見ということで一番主人公っぽいアルベルトを主人公に選択しましたが、今回はとにかく一回でもクリアすることが目的ですので
一番強そうなジャミルを選択。
スクウェアのゲームはある程度やりなれると、誰が強いのかなんとなくわかるようになってきます。このゲームは主人公選択肢にパラメータ表示されるし。

今の最強メンバー
以前のデータはこんなん。なんかミリアムたん好きなんじゃないかとか思われそうだけど別に好きとかじゃないから。わかる人にはわかると思うけど、このゲームって術が強いみたいだし序盤で術使いをパーティに入れようと思ったらミリアムたんしかいないし、私はなるべくいろんなキャラクターを使ってみたい派なので、パーティバランスのために前回プレイ時に使っていたキャラクターをもう一度使うというのは不本意であり、またやっぱりパーティは男女比率1:1に近くなるようにしたいなーというごく一般的な感覚を考慮するとより候補キャラクターは縛られるわけであり、やむを得ずパーティに入れているわけであり、好きとかではありません。

あっちなみにこんな偉そうなことを書いてますけど私のサガ歴ってそんなになくて
サガフロンティア1を、もう発売から10年くらいたってた時ですけど、サガシリーズに興味を持ってやったのが最初です。
サガフロンティア2は途中でやめて(ディスクが入手出来たらレクイエムリストに追加したい)
ロマサガ1と2はやったことありません。
1はニコニコ動画にある「バグ技でスーパーフリーに実況プレイ動画」というのを途中まで見ただけです。もう5・6年前ですかね。ロマサガ1をやりたくなったきっかけです。
(久しぶりに見てみようとしたら、作者さんがサガフロンティアの新作動画をUPされていてびっくりしました。この方の動画は非常に面白いのでサガ好きの方はぜひ見てみてください。)
で、このミンサガを途中で積んだ後にwiiでロマサガ3のバーチャルコンソールが配信され、こちらはちゃんとクリアしました。
悪名高いアンリミテッド:サガですけど、こちらはサガフロンティア2を積んだ後にやったんですが、これが結構ハマりまして
いわゆる「説明書」も持っています。
ただ、6週目でキャッシュおじさんを主人公にして木製装備縛り(とねりこは禁止)という縛りプレイで始めたところ
おじさんがワニに勝てず、全キャラシナリオクリアは断念してしまいました・・・。
積みゲーレクイエムが終わった後、余力があったらやりたいですね。
それ以降のサガはよく知りません。オッサンですね。


アンサガの「説明書」というのは攻略本のことです。
付属の説明書が説明不十分でゲーム内でもチュートリアル等がなく、システムが複雑なので攻略本がないと理解できず満足に遊べないという意味で
「攻略本が説明書」と、当時ネット上ではネタにされていました。
なんかそれが面白くてついつい攻略本買っちゃったんですけど。

攻略本って面白いですよね。
私は細かいデータまで載ってる様な分厚いタイプの攻略本を3つ持ってます。
アンサガと、モンスターファーム2、トルネコの大冒険3(上下巻)です。
読んでてすごくワクワクするんですよ。
アンサガは例えば武器データとかモンスターデータは全部は読んでなかったと思いますけど、
モンスターファーム2とトルネコ3の攻略本に関してはマジで隅々まで読んだんじゃないかと思います。
特にトルネコ3は一時期ポポロ異世界に現実とゲームがごっちゃになるくらいハマっちゃって、特定のページが開きやすくなってます。
そのおかげで異世界の迷宮に出てくる敵に関してはHPや経験値を全部覚えていました。
アンサガに関しても、プレイしていた当時はキャラクター全部の年齢を覚えていました。
キャラクターの年齢覚えちゃうくらいサガのキャラクターには不思議な魅力があるんですよ。
今はインターネットで調べれば攻略情報が見られる時代ですから、攻略本っていう文化はなくなっていくのでしょうか?
攻略本の面白さを知っている私も、ネットで調べればいいから攻略本は別に買う必要ないかなと思ってるし。

それからサガの魅力として外せないのが曲ですよね、曲。
サガシリーズの音楽を手掛けているイトケン氏はゲーム音楽好きからするともはや神的な存在ではないでしょうか。
音楽の良さを文字で表すっていうのは私にはできないんで、細かく書くのはやめておきますけど
イトケン氏の作る曲はマジでシビレるサウンドです。
スクウェアにはほかにもシビレるサウンドな曲を作る作曲家の方がたくさんシビレるサウンドを提供していますよね。
昔のFFのシビレるサウンドを手掛けていた植松氏、最近の(というほど最近でもないが)FFやサガのシビレるサウンドを手掛ける浜渦氏、
聖剣伝説LOMやライブアライブシビレるサウンドの下村氏、最近だとオクトパストラベラーの西木氏の音楽は私の中でトップ3に入るくらいのシビレるサウンドでした。
スクウェアって音楽界にどんなシビレるコネクションがあるんでしょう。

ロマサガ3 四魔貴族戦BGM
https://www.youtube.com/watch?v=HAHqQVbCPXM&list=PL0eij_Tg6YLK7LtV3UcpkS7GxQ5jcoGlm&index=47
イトケン氏のシビレるサウンド。
四魔貴族が出てくる演出も相まって、非常に気持ちが昂ぶります。
とくに、グウェインと共闘してビューネイを倒すイベントが最高に盛り上がります。

オクトパストラベラー ボスBGM
https://www.youtube.com/watch?v=1Tq9G01292A&list=RDrdB7Y4pZYuI&index=3
西木氏のシビレるサウンド。
ボスのBGMに入る前に前奏があるんですが、そこからボスBGMにつながる演出がめちゃくちゃかっこいいんですよ。
しかもキャラ毎個別に前奏局が作られている。
これは動画じゃ伝わらないのがもったいないですが。

アンリミテッド:サガ 戦闘BGM
https://www.youtube.com/watch?v=LTj4n0L9Uh0&list=PLX5AN_a9xbkLHbCDa4SlOdP5wjza6vAyP&index=6
浜渦氏のシビレるサウンド。
この曲があるせいでクソゲークソゲー言いながらゲームディスクを手放せない人が続出。
リールの音やキャッシュおじさんの独り言が聞こえてくる・・・。

Live-A-Live ボスBGM
https://www.youtube.com/watch?v=AQeLmmI739w&list=PLYw5qzASL1brg1hnBOvM6a1B-ZQe35PAF&index=11
下村氏のシビレるサウンド。
戦闘曲も非常にシビれますが、下村氏の曲は町やイベントシーンの曲もすごい。私は本当はそっちの方が好き。
関係ないけど凝ったRPG作ろうとすると大体ライブアライブのパクリになるの何とかしたい。
(90%は未完に終わるので、公開はできないし、共感してもらえないと思うけど・・・。)

FF6 仲間を求めて
https://www.youtube.com/watch?v=IClaUjHE-5s&list=PLGPT-UwnA7xOTHOvs3dAmGP5mCGmcjO-c&index=55
植松氏のシビレるサウンド。
FF6の曲はもうすべてが素晴らしい。非の打ち所がない。天才。

※曲のことを書いていて、色々動画検索していたら気持ちが昂ぶってBGM動画のリンクを貼ってしまいましたが
一度開いちゃうとついついいろんな曲聞いちゃうので時間使いたくない人は絶対にリンクを開かないでください。

それでは今回はこの辺にしときましょうかね。
ミンサガもまだ終わりまで結構ありそうですし、次回もミンサガの記事にします。


次回予告

「アサシンギルドのボス、強すぎる・・・スルーしとこう。」
「水龍の神殿?絶対ボス強いじゃん。スルーしとこう。」
「アイスソードを持ってこい?お金ないしなぁ・・・スルーしとこう。」
「カクラム砂漠?なんか広くてめんどくさそう・・・スルーしとこう。」

今回こそは!と、積みゲークリアを目標に始めた企画だが
早くも陰りが見え始めていた。

無理もない、このパーティはゲラ=ハ1人でもっているようなものだ。
それでもゲラ=ハなら・・・きっと何とかしてくれる。


ゲラ=ハめっちゃ強い。
男前だし、めっちゃいい奴っぽい。
友達にしたい爬虫類ランキング上位間違いなし。
初めから愛がそこそこある。
使ったことないけど富岳八景も覚えてるし。
渋いし。
仲間想い。
ちょっと攻撃外しやすいしすぐBPなくなるけど。

それでもゲラ=ハなら何とかしてくれる!
頼むゲラ=ハ、何とかしてくれ!!

次回、積みゲーレクイエム
「ロマンシング サ・ガ ミンストレルソング ~愛の戦士ゲラ=ハ~」

果たして、ゲラ=ハは何とかしてくれるのか・・・!?

ご期待ください。

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